« 第一次ネオ・ジオン抗争 | メイン | バーコードバトラー »

Fate/stay night

これまで同人サークルとして活躍していたTYPE-MOONの商業デビュー作品である。また、TYPE-MOONの他の作品、『月姫』や、『空の境界』などと同一世界での出来事を扱っていることでも知られている。これらの作品の間にはストーリーの直接的な関係はなく、それぞれの作品は単独で内容を理解することができるものの、共通の設定を背景に描かれており、クロスオーバーする部分も存在している。
ナビイサク シュレッ ながしの ステータス プロト イ短調 スプリ ジスト タープ ルテイン リストア スープ オプティ フェア マグナム プロトン メラノ プロローグ オール アップ ジボソン シュプ チャプチ レット サルコメア シアン ディア ピクチャ オムガイド インソ オーナ アマ ビルダー オペック バック らんこし ブエノス コッヘル フォー シルバー ビジホン たまごいろ パーマ ヒサカ ジャンル ハスキ アリスム 便利に生活 クロス バッファ

2004年1月30日にCD-ROM版が発売され2006年3月29日にはDVD-ROM版(内容はCD-ROM版と同じ)が発売された。

2005年10月28日には、ファンディスクであり続編である『Fate/hollow ataraxia』が発売された。

2007年4月19日に、角川書店からプレイステーション2移植版として『Fate/stay night [Réalta Nua]』(フェイト/ステイナイト [レアルタ・ヌア])が発売された。当初は2006年12月発売予定だったが、諸事情により一旦2007年初頭へと延期され、最終的に4月19日に発売された。『extra edition』にはプレイステーション・ポータブル用花札ゲーム『とびだせ! トラぶる花札道中記』が同梱されている。

2007年9月13日に、カプコンからプレイステーションポータブル専用ソフトとして、スピンオフ作品の対戦アクションゲーム『フェイト/タイガーころしあむ』が発売された。更に2008年8月28日には続編として新要素を追加した『フェイト/タイガーころしあむ アッパー』が発売された。

2008年6月11日に、カプコンからアーケード対戦格闘ゲームとして『Fate/unlimited codes』(フェイト/アンリミテッドコード)が全国のゲームセンターにて稼動を開始した。また2008年12月18日には、追加要素を加えたプレイステーション2移植版が発売された。

2006年1月から同年6月にかけてテレビアニメ(全24話)が放映された。また、放送開始に合わせ『月刊少年エース』にて西脇だっとによる漫画版が連載開始され、2008年現在も連載中である。

ストーリー
日本のとある地方都市「冬木市」に数十年に一度現れるとされる、持ち主のあらゆる願いを叶える「聖杯」。7人の魔術師(マスター)は7騎の使い魔(サーヴァント)と契約し、聖杯を巡る戦争に臨む。聖杯を手にできるのはただ一組、ゆえに彼らは最後の一組となるまで互いに殺し合う。魔術を習うもその才能を見いだせず、半人前の魔術師として生きていた主人公・衛宮士郎。彼は偶然にもサーヴァントの一人・セイバーと契約したことから、聖杯戦争に巻き込まれてゆく……。

用語解説
聖杯
「万能の釜」また「願望機」とも呼ばれる手にする者の望みを実現させる力を持った存在[1]。これを手に入れるための争いを聖杯戦争(後述)という。
冬木の聖杯は聖堂教会に観測された第七百二十六個目の聖杯候補であり、表向きは真贋の判断が付いていないことになっているが、実はこの聖杯は失われた第三魔法[2]魂の物質化、『天の杯(ヘブンズフィール)』を再現するために作られた贋作である。
聖杯自体は実体を持たず、魔術回路[3]を持つ存在を「器」として、サーヴァントの魂が溜まった「器」に降霊することで現われる(これは、後述する「大聖杯」に対し「小聖杯」と呼ぶこともある)。
ただし、器は願いを広義的に見て叶える「願望機」として役割も確かに持っているため、儀式の完成によってもたらされる膨大な魔力を用いれば大抵の願いは叶えることが可能なので、実質的には真作の聖杯を手にしたのと変わらない。そのため、実際は贋作と分かっていてなお、魔術協会が主催を務め、聖堂教会が監督役を派遣して「聖杯戦争」を見守っている。
しかし、第三次聖杯戦争において、ルールを破って召喚されたあるサーヴァントが原因で、聖杯が溜め込む「無色の力」は汚染されて『人を殺す』という方向性を持った呪いの魔力の渦と化すようになり、それ以降、冬木の聖杯は人を貶める形でしか願いを叶えられない欠陥品になってしまっている(大金を願えば、金持ちを殺しつくしその富を奪う、等)。
聖杯戦争
聖杯を手に入れるための戦い。冬木の地の聖杯戦争は、聖杯によって選ばれた七人のマスター(後述)がサーヴァント(後述)と呼ばれる聖杯戦争のための使い魔を使役して戦いあうといった、他の聖杯戦争にはない独特な形をとる。
聖杯同様、冬木の地の聖杯戦争は実は失われた第三魔法の再現のための儀式である。一連の儀式は200年前、アインツベルン・遠坂・マキリの三家がそれぞれの思惑から協力して始まった。儀式の成功にマスターが戦い合う必要はなく、召喚された七騎のサーヴァントの魂を全て「器」に注いでしまえばそれでよいのだが、儀式を始めた者たちの間で完成した聖杯の権利を独占するために殺し合いが始まってしまい失敗。二回目の儀式から円滑に殺し合いが進むように現在の「聖杯戦争」を模した形となった。
聖杯戦争の実施にあたっては、柳洞寺のある円蔵山地下に隠された大聖杯と呼ばれる巨大な魔法陣により、冬木の土地の霊脈が枯渇しない程度に少しずつ魔力を吸い上げて儀式に必要な量を溜める必要があり、そのインターバルは通常60年は要し、今作の舞台である聖杯戦争は第五次聖杯戦争である。
マスター
サーヴァントと契約し聖杯戦争に参加する者。聖杯が選別したマスター候補者が、召喚されたサーヴァントと契約することでその資格を得る。召喚してマスターとなった者が死亡するなどして契約が破棄されたサーヴァントが出た場合、召喚者以外の者がマスターとなる場合もある。
サーヴァントと見えない繋がりがあり、現界のための依り代と魔力供給の役割を持つ。召喚者には聖杯からサーヴァントを支配・制御するための令呪[4]が与えられ、マスターには人それぞれの形でサーヴァントのパラメータを透視する能力が与えられる。
サーヴァント
聖杯の助けによりマスターに召喚され、彼らに使役されることになった英霊[5]。本来、英霊として召喚される彼らは意思を持たない純粋な『力』として行使されるが、冬木の聖杯戦争においては、一度の聖杯戦争につきあらかじめ通常7つの器(クラス)、セイバー(剣の騎士)・アーチャー(弓の騎士)・ランサー(槍の騎士)・ライダー(騎乗兵)・キャスター(魔術師)・バーサーカー(狂戦士)・アサシン(暗殺者)が用意され(「アヴェンジャー(復讐者)」のように、上記以外のクラスが用いられた時もある)、そのクラスに該当する属性を持った英霊を召喚、クラスの役割に一騎ずつ憑依させることで人としてのカタチと人格を再現する仕組みになっている。サーヴァントの名を知られるということは同時に弱点を晒すということに繋がるため、真名がマスター以外の者に知られないように普通はクラス名で呼ばれる。
英雄である彼らは基本的に人間がまともに戦って敵うような相手ではなく、彼らの半身とも言える武装である「宝具[6]」を始めとして現代の人間より遙かに強い力を持った存在であり、さらに本来の力に加えて人々の間で知られた知名度による恩恵を得て力を振るうことが出来る。また、器(クラス)に収まることで、クラスに応じた固有の技能(剣・弓・槍の三騎士の「対魔力」、狂戦士の「狂化」など)や、その時代や地域、聖杯戦争のシステムに対する知識が与えられる。
彼らは使役する立場であるマスターより遥かに強力な存在だが、『現界のための絶対条件』として令呪による絶対命令権が課せられ、また彼らがこの世に留まるには現代の依り代が必要であり、現界のための魔力も自らではほとんど生成することが出来ず、それが断たれると短期間で消滅してしまうため、マスターとの協力関係を余儀なくされる。
彼らの本質は霊体であるため、たとえ実体化していても物理的手段による通常攻撃は効果がない。魔力供給を断たれると霊体に戻り、マナ[7]の薄い無機物を通り抜けることができる。その状態でもマスターと意思を通わせることは可能。霊体のままだと通常干渉を受け付けないが、現実への干渉力が落ちる。
召喚されたサーヴァントは敗北した後『力の一端』に戻って時間軸から消え去るのだが、それを押し留めて一時的に「小聖杯」たる器に蓄え、力が満ちてから英霊が“座”に戻る力を利用して一気に「根源の渦」[8]への穴を穿つ、というのが冬木の聖杯戦争に隠された儀式の真の姿である。

攻略ルート
原作であるPCゲームは途中の選択によって3人のヒロインそれぞれの好感度が変化し、3ルートに分岐する方式(ただし、攻略可能順序は固定)であり、全てのルートで全てのサーヴァントの役回りが異なる壮大なビジュアルノベルとなっている。また攻略可能順序が固定であるだけでなく、最初のルートには実は隠された真相があり、後のルートで暴露されるという相互補完的な要素が盛り込まれているのも大きな特徴である(最終の桜ルートの長大化の原因ともなった)。標準的な攻略時間は60時間にも及ぶ。エンディング45の内、バッドエンドやデッドエンドが40という多さも特徴である。

構想段階では3ルートではなく、ライダールートやキャスタールートなど、もっと多くの分岐が考えられていたという。ところが、開発時間の不足と攻略時間の軽減のために削られていき、物語上必須であったイリヤルートまでが削除された結果、イリヤルートの一部は桜ルートに統合されることになった。

セイバールート:"Fate"
セイバーが聖杯を望む理由と、彼女にとっての救いを描いたルート。まずこのルートをクリアしなければ次のシナリオに進めない形式で、エンディングは1種類(夢の続き)のみ。セイバーと士郎がお互いを理解し尊重するようになっていく過程で、自らの折れかけた「思い」を相手の生き方の中に再確認し合い、最後にはその思いを貫くためにそれぞれの道を選ぶ、というもの。
遠坂凛ルート:"Unlimited Blade Works"
セイバールート終了後選択可能。サーヴァントとマスターの契約破りや裏切りが横行し、敵味方の関係が目まぐるしく変化するシナリオ。アーチャーの意外な正体を明らかにすると共に、士郎自らサーヴァントと戦うなど、主人公衛宮士郎のルートでもある。これから士郎が歩むことになる険しい道と、それを突きつけられてなお揺るがぬ彼の決意を描く。イリヤの正体、バーサーカーとの関係も描かれる。エンディングはTrue(Brilliant Years)とGood(sunny day)の2種類。
間桐桜ルート:"Heaven's Feel"
上の2ルート攻略後選択可能になる作品中もっとも長いルート。聖杯戦争を描いたこれまでのルートと根本的に異なり、そもそも「聖杯」とは何か、なぜサーヴァント同士の戦いが必要だったのかという核心の部分の謎を明らかにするシナリオである。また、士郎の人格が抱える歪みを解決し、彼が救われるための在り方の一つを提示する意味も含まれている。このルートのみアサシンのクラスに入る英霊が開始後すぐに交代し、後の方を「真アサシン」と呼んで区別している。エンディングはTrue(春に帰る)とNormal(櫻の夢)の2種類。さらに正規のエンディングではないが、「桜ルートの中のセイバーエンド」というべきエンディングも存在する。なおこのルートには、制作段階で断念された“イリヤスフィール・ルート”としての側面も含まれている。
その他のエンディング)
本作品の上記以外の40のバッド・デッドEDについては、「とっさの選択を間違え殺される」というお約束的なものがほとんどだが、中には一つの解決・結末を示すものも存在する。例として、士郎がそれまでの「正義を貫く自分」を桜ルートでも選択する、など。
PS2版のみの追加エピソード
ラストエピソード:"Réalta Nua"
全ルートを攻略すると、タイトル画面が「黎明の風景」から「無数に剣が突き刺さった地平」に変化して選択可能となる。このエピソードを終えるとタイトル画面が更に変化する。
まず年老いた士郎の過去(セイバールート)の回想から始まり、一つの時間にとどまり続けたセイバーと、正義の味方になるという理想を追い求めた末に精神が磨耗しきった士郎とが、「もう一度再会を果たす」という永過ぎる時間に阻まれた叶わぬ「ユメ」を追い求めるシナリオ。選択肢は存在せず、文章量も他のルートの十分の一も無い。攻略後にはPS2版専用のエンディングテーマが挿入されている。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.vclwwr.com/blog/mt-tb.cgi/1133

About

2009年02月11日 09:41に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「第一次ネオ・ジオン抗争」です。

次の投稿は「バーコードバトラー」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35